フランス、ウクライナ軍戦闘機操縦士の訓練可能性を検討
ウクルインフォルム
フランスのルコルニュ国防相は30日、ウクライナ政府の要請を受けて、戦闘機操縦士の訓練を行うことを検討していると発言した。
ニュースサイト「ポリティコ」が報じた。
ルコルニュ氏は、ポリティコに対して、今週フランスとウクライナの両国国防相が同要請について電話協議を行うことになっていると発言した。
同時に、仏ル・フィガロ紙は、レズニコウ宇国防省が31日、パリを訪問し、ルコルニュ仏国防相と会談すると報じている。ルコルニュ氏が1月25日にレズニコウ氏をフランスに招待していたという。
これに先立ち、レズニコウ氏は、ル・フィガロ紙を通じて、フランス政府に対して、ウクライナの操縦士をフランスの航空機で訓練するという支援を要請していた。
ウクライナは過去数日、欧米諸国に対して、ウクライナへの戦闘機提供の要請を活発化させている。
マクロン仏大統領は、本件に関連して「何も排除されていない」とコメントしていた。
他方で、バイデン米大統領は、30日、米国は戦闘機F-16をウクライナに供与するかと質問されると「しない」と回答していた。