メローニ伊首相、ウクライナへの３種の防空システム提供を発表

メローニ伊首相がゼレンシキー宇大統領とのキーウ市内での会談後共同記者会見時に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。

メローニ氏は、「私たちはウクライナへの第６軍事支援パッケージを提供した。それは、民間インフラを守ることを目的にし、主に防空に集中したものだ。なぜなら、民間の抵抗を縮小させることを目的としたシニカルなゲームが展開されているのであり、それに対応せねばならないからだ。私たちは、迅速に私たちの技術を統合するために、フランスと多くの作業を行った。地対空ミサイルシステム『ＳＡＭＰ／Ｔ』、これは非常に重要だ。しかし、新しい支援パッケージには他の防空システムも入っている。『スカイガード』と『スパイク』である。今日、重要インフラの防護が戦略的目的である」と発言した。

また同氏は、イタリアはさらに地雷除去でもウクライナを支援すると述べた。

さらに同氏は、今日、民間人をサポートするための発電機の引き渡しが行われたと伝えた。

戦闘機のウクライナへの供与に関しては、メローニ首相は、侵略を行う国がいる場合、提供されるあらゆる武器は防衛目的のものとなると発言した。

同氏は、「私たちは、現時点ではパートナーたちと防空のテーマに集中しているところだ」と強調した。

同記者会見で、ゼレンシキー大統領は、イタリアは「強力なパッケージ」をウクライナに提供してくれると述べた。同氏は、「ＳＡＭＰ／Ｔは大変真剣なシステムであり、私たちはそのために長らく作業をしてきたし、特に（メローニ）首相のリーダーシップがこのシステムを受け取る可能性を生み出した。さらに、ウクライナは、私たちの人々の命を守るための２つの重要な（防空）システムも受け取る」と発言した。

なお、２１日、メローニ伊首相がウクライナを訪問した。