ウクライナ国防省、記者やブロガーに軍の反転攻勢について議論しないよう要請
ウクルインフォルム
ウクライナ国防省のマリャル次官は25日、報道関係者やブロガーに対して、ウクライナ軍の反転攻勢の議題につき結果が出るまで話さないように要請した。
マリャル次官がフェイスブック・アカウントに書き込んだ。
マリャル氏は、「番組中に専門家に対して『反攻はどうなる?』と質問してはいけないし、そのテーマでブログや投稿をしてはいけないし、私たちの軍の軍事計画について公的空間では一切議論すべきでない。私たちには、全ての私たちの領土を解放するという、1つの戦略的計画があるのだ。その詳細は、軍事機密だ」と発言した。
またマリャル氏は、戦略的軍事計画を発表する権利を持っているのは国家の中で、軍最高司令官(大統領)、総司令官、国防相の3人だけであるとし、その他の人物ができるのは引用だけだと指摘した。
そして同氏は、「上記3名は、関連の軍事的課題がある時にそれ(計画)を発表する。なぜなら、情報もまた武器であり、私たちはそれによっても戦っているからだ」と書き込んだ。
さらに同氏は、昨年の反攻作戦を喚起し、「ハルキウ州での反攻がその開始まで誰も公の場で議論しなかったのは良かった。軍人以外の誰もアクセスのない完全に閉鎖された戦闘圏があった。その時、私たちの領土の解放の集中度の観点からは、全面侵攻の期間中で最も成功裡に作戦が実現されたのだ」と伝えた。