イスラエル、キーウでの早期警戒システムの運用試験を来月開始=報道
ウクルインフォルム
米国のユダヤ人向け新聞「アルゲマイナー」は、イスラエルが来月からキーウにて、ミサイル攻撃に対応する早期警戒システムの運用試験を始めると報じた。
アルゲマイナー紙がイスラエルやウクライナの報道を参照して報じた。
早期警戒システムの試験は、イスラエル民間防衛軍が行うという。
同システムはウクライナのレーダーシステムと繋げられ、それにより携帯電話保有者に対して、これまでよりも早く情報を提供でき、空襲警報をミサイル攻撃の危険がある場所にのみ発令することが可能になるという。
コーヘン・イスラエル外相は、2月にウクライナを訪問した際に、6か月以内に警戒システムを提供すると約束していた。
その後、イスラエルとウクライナの軍人がポーランドにて複数回会合を開き、ウクライナにおける同システムの展開と、両国の領土の大きさの違いやロシア軍が使用するミサイルの種類から生じる必要な修正について協議していたという。
これに先立ち、ブロツキー駐ウクライナ・イスラエル大使は、イスラエルがウクライナに導入を提案した早期警戒システムは、ミサイルやイラン製無人機の目標をより確実に示すものだと発言していた。
また、コーヘン・イスラエル外相は、2月16日にキーウを訪問していた。