ウクライナが防空強化で必要としているのはゲパルト、スカイネックス等の短距離防空システム=空軍報道官

ウクライナが防空強化で必要としているのはゲパルト、スカイネックス等の短距離防空システム=空軍報道官

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ウクライナ空軍のイフナト報道官は3日、ウクライナは防空強化のために、自爆型無人機「シャヘド」に対応するより多くの独製防空システム「ゲパルト」や「スカイネックス」、あるいはその類似装備品を必要としていると発言した。

イフナト報道官がテレビ番組「統一ニュース」出演時に発言した。

イフナト氏は、「いうまでもないが、ゲパルトは極めて効果的で合理的な能力を示した。(中略)それをより多くウクライナに供与することが可能なのはわかっている。問題は、私たちがゲパルトのような装備をいくつ受け取ることができるかという点だ。もちろん、そのシステムの類似品もある。本件はもうかなり前から分析されており、協議が行われている」と発言した。

そして同氏は、現在政権幹部、参謀本部や空軍の司令部が本件を注意深く扱っていると伝えた。

また同氏は、「私たちは、ゲパルトのようなシステムがより多く必要だ。自動で迅速に作動し、無人機『シャヘド』のような標的を撃墜することのできる、より高度なシステムも存在する」と発言した。

これに対し記者が、ウクライナは短距離防空システム『スカイネックス』を受け取るために活動しているということか、と質問すると、イフナト氏は、「もちろん、それが得られたら良いとは強く思っている。私は、その方向に進んでいることを確実に知っているが、しかし、そのシステムだけではない。そのようなシステムは沢山あるのだ。最新技術品を簡単に供与しないのは当然のことだ。政治的合意が必要である。そのため、それらシステムがより多く供与されることを期待している。そのようなシステムの射程は大きくなく、ゲパルト程度、4.5〜5.0キロメートルだ。もし、(飛来する標的を)その前で撃墜し損ねた場合、それらシステムは最後の希望の武器となるのであり、それらシステムが目標施設に向かう標的を撃墜せねばならないというわけだ。彼らの使命は、敵が攻撃しようとする施設を局地的に守ることだ」と説明した。


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