ゼレンシキー宇大統領、防衛支援会合における優先課題を説明

ゼレンシキー宇大統領、防衛支援会合における優先課題を説明

ウクルインフォルム
ウクライナのゼレンシキー大統領は11日、ウクライナの現在の防衛面での主な優先課題は防空強化、長射程ミサイル供与、火砲能力の強化だと発言した。

ゼレンシキー大統領が訪問先のブリュッセルにてストルテンベルグ北大西洋条約機構(NATO)事務総長と共にウクライナ防衛問題コンタクトグループ会合(ラムシュタイン会合)前に発言した。

ゼレンシキー氏は、「優先課題があることが非常に重要だ。防空システムだ。(中略)非常に具体的なものがあり、それが私たちには私たちの大地の非常に具体的な地理的地点に必要なのだ。目的は、電力ネットワークの保護、人々や穀物輸送の保護、そしてそのアフリカ、アジア、世界のためのルートの保護だ」と発言した。

同氏は、第二の優先課題として、長射程ミサイルだとし、「あなた方がそれをどう呼ぶかに意味はない。問題は、それをどのように受け取るかだ。それは、特にロシアを私たちの大地から追い出すために必要だ」と指摘した。

さらに同氏は、3つ目の優先課題は防衛問題と関わるものだとし、「反転攻勢に関するものではない。反転攻勢は1つの方向性だ。しかし、防衛もしなければならない。なぜなら、対峙しているのはロシアであり、テロリストたちの大軍だからだ。それは、火砲に関することだ」と発言した。

その他同氏は、ウクライナにとって最大の挑戦の1つが冬季をどのように耐え抜くかだとし、「私たちは準備をしているし、準備ができている。現在、私たちはリーダーたちのサポートを必要としている。だからこそ、私は今日ここにいる」と発言した。

なお、ゼレンシキー大統領は11日、ウクライナ防衛問題コンタクトグループ会合(ラムシュタイン会合)に出席するために、ベルギーへの訪問を開始した。

写真:大統領府


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