ゼレンシキー宇大統領、オースティン米国防長官と会談
ウクルインフォルムの記者が伝えた。
ゼレンシキー氏は、「ロイド・オースティン米国務長官、私はあなたの到着、あなたの訪問にとても感謝している。私は、米国の人々、バイデン大統領、それから2党の支持に対して、戦時下に行われてきたことにつき感謝を述べたい」と発言した。
また同氏は、最近のブリュッセルでのウクライナNATO会合の開催に謝意を伝え、「それは、同盟国国防相との直接対話を築く機会であったし、その後非常に強力なG7国防相級の会合も開かれた」と指摘した。
さらに同氏は、米国のバイデン大統領に最新の支援パッケージにつき謝意を述べ、「当然、私たちは(編集注:電話会談の際に)、『勝利計画』に関することや、冬季に向けた準備、私たちの防空能力といった、多くの協力側面につき協議した。また、私たちは、冬季において私たちにとって非常に重要となる支援パッケージについても詳細に話し合った」と伝えた。
オースティン長官は、「バイデン大統領のリーダーシップの下、米国は(編集注:対ウクライナ)支援を増やし続けている。今日、私は、大統領によるウクライナのための4億ドルの弾薬、軍用品、兵器からなる支援パッケージの拠出を発表したい」と発言した。
また同氏は、米国はプーチンの戦争のウクライナや全世界にとっての悪影響をよく理解していると発言し、「だからこそ、私は、ウクライナ防衛問題コンタクトグループ(ラムシュタイン・フォーマット)をもう一度招集したい。私たちは、ウクライナが勝利するように、ウクライナへの安全保障支援を提供するために50か国以上からなる連合の中で働いている」と指摘した。
加えて同氏は、米国はウクライナへの支援を継続すると明言した。
その際同氏は、「私たちは、あなたがバイデン大統領と署名した二国間安全保障協定にしたがって支援を提供し続けていく。そのため、私は、あなたと私たちの戦略的パートナーシップをさらに強化することを話し合えるのを嬉しく思う」と伝えた。
写真:ヘンナジー・ミンチェンコ/ウクルインフォルム