
ラヴロフ露外相、安全の保証のためのウクライナへの外国軍展開案に強く反対
ウクルインフォルム
ロシアのラヴロフ外相は6日、英仏で検討を続けているロシア・ウクライナ戦争の停戦後にウクライナに安全の保証ために外国軍を展開する案は受け入れられないと改めてコメントした。
ラジオ・スヴォボーダが報じた。
ラヴロフ氏は、北大西洋条約機構(NATO)加盟国軍のウクライナへの展開案に断固として反対する発言した。同氏は、それは「彼らの紛争への公式な関与」を意味するとして、ロシアはその点に妥協の余地は見ていないと指摘した。
また同氏は、マクロン氏がフランスの核抑止力を欧州連合(EU)加盟国のために活用する可能性に言及したことを「脅威」だと述べ、マクロン氏は「ロシアに対する核兵器使用の準備」をしていると発言した。なお、マクロン氏は演説の際に直接そのような言及はしていない。
その際同氏は、マクロン氏をナポレオンやヒトラーになぞらえた。
これに先立ち、2日のロンドンで開催されたウクライナ情勢を扱う首脳会合では、ウクライナを含む欧州やカナダは、現在のロシア・ウクライナ戦争につき、強力な安全の保証が潜在的な停戦の基本となるべきだと総括していた。