ウクライナと欧州の安全保障についての決定はロシアには関係ないこと=ゼレンシキー宇大統領

ウクライナと欧州の安全保障についての決定はロシアには関係ないこと=ゼレンシキー宇大統領

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ウクライナのゼレンシキー大統領は15日、外国部隊のウクライナへの派遣に関してロシアの意見を聞くというのは非常に悪いシグナルだと指摘した。

ゼレンシキー大統領が英国主催の「有志連合」オンライン首脳会合でのスピーチの際に発言した

ゼレンシキー氏は、「私たちは、安全の保証に関して明確な立場を形成せねばならない。安全とは、信頼できる永続的な平和実現を確保するものだ。私たちは、将来の欧州軍となる部隊に関する作業を継続せねばならない。米国からの支援を受ける欧州部隊が現地にいれば、平和はより信頼できるものとなる」と発言した。

同氏はまた、ウクライナや他の欧州諸国の防衛産業への投資も重要だと強調した。

その際同氏は、「欧州には、独自の武器庫と、最も現代的な兵器を生産する能力が必要だ。あなた方の防衛・安全保障に関する時に、弾薬生産が3〜5年かかってはいけない。できるだけ早くそれを行うようお願いする」と発言した。

さらに同氏は、パートナー国に対して、ウクライナや、そして将来的には他の国においても、防空の強化が重要だと訴えた。

同氏は加えて、「非常に悪いシグナルなのは、部隊に関してロシアの意見を聞くことだ。部隊は、ウクライナ領に展開されねばならない。それは、ウクライナと欧州にとっての安全の保証である。プーチンが何らかの外国部隊をロシア領に展開したいのなら、それは彼のことである。しかし、ウクライナと欧州の安全に関することを決めるのは、彼には関係ない」と強調した。


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