
27日パリでの有志連合会合では将来派遣の部隊について協議する=ゼレンシキー宇大統領
ウクルインフォルム
ウクライナのゼレンシキー大統領は21日、来週のパリでの「有志連合」首脳会合では、将来ウクライナに派遣される部隊や安全の保証のフォーマットや構成について協議すると発言した。
ゼレンシキー大統領がキーウを訪問しているパヴェル・チェコ大統領との共同記者会見時に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。
ゼレンシキー氏は、「来週私たちは、マクロン大統領との二者会談を行う。私たちの間には色々な議題がある。私は、その会談が良い結果を生むことを期待している。さらに、重要な首脳会談がある。それは、『有志連合』と呼ぶことができる。確かに戦争終結後のウクライナのための安全の保証戦略について話していく。第2の波を防ぐことについて、あるいは、第3の波とも言えようが、ロシア連邦による占領、ロシアの侵略行為のことだ。私たちは部隊についても話していく」と述べた。
また同氏は、同首脳会合では、部隊のインフラについても話されると指摘した。
そして同氏は、「どこで、どれぐらい、誰が『有志連合』に入る準備があるのか、誰が今のところ準備がないのか(編集注:について話されれる)。それぞれの国に、そのことへの、様々な客観的ないし主観的な理由があるのだ」と発言した。
同氏はさらに、首脳会議の結果として、参加者たちが何らかの「具体的なもの」を出せることを期待していると述べ、「私たちは、そのことについてマクロン大統領と話してきた」と伝えた。
これに先立ち、フランスのマクロン大統領は21日、ウクライナのゼレンシキー大統領の参加を得て、3月27日にパリで「有志連合」の首脳会合を開催すると発表していた。