
ウクライナへの安全の保証の提供は「私たちの共通の責任」=パヴェル・チェコ大統領
ウクルインフォルム
チェコのパヴェル大統領は21日、現在協議されている停戦は、ウクライナにとって受け入れられる内容の持続可能な平和への一歩とならねばならないと発言した。
キーウを訪問したパヴェル大統領がゼレンシキー宇大統領との共同記者会見時に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。
パヴェル氏は、ウクライナを訪問したのは、ゼレンシキー大統領とウクライナ国民に対して、チェコは引き続き堅固にウクライナの側に立っていることを確認するためだと発言した。
また同氏は、「現在私たちはあり得る停戦について多くの会話を聞いている。そして、率直に言えば、その停戦は達成可能なものに思える。私は、ウクライナ人自身以上に殺人や破壊を止めたがっている人はいないと確信している。しかし、どのような停戦も、持続可能な平和への一歩でなければならない。その平和の条件は、ウクライナ人にとって受け入れ可能なもので、ウクライナ人の同意を得たものでなければならない」と発言した。
さらに同氏は、ウクライナはロシアが二度と侵攻しないことの保証を得なければならないと指摘した。
その際同氏は、「それは私たちの共通の責任である。チェコもまた、自らの貢献を行う」と強調した。
同氏は加えて、現在同国の「有志連合」への参加が協議されているとし、さらにチェコはウクライナ軍への極めて重要な供給を継続し、またウクライナへの軍事生産の移転において主導的な役割を担うと発言した。
同氏はそして、「私が前回、2023年に訪問した際に発表した3つのプロジェクトは、すでに導入されている」と発言した。
写真:パヴェル・チェコ大統領(フェイスブック)