
米国とウクライナ、黒海の安全な航行につき合意=ホワイトハウス
ウクルインフォルム
ホワイトハウスは、米国とウクライナが黒海における安全な航行、武力行使の排除、軍事目的のための商業船舶の使用を防止することで合意したと発表した。
ホワイトハウス広報室が23〜25日のリビアにおける米国大統領団とウクライナ代表団の協議結果を公表した。
また米国とウクライナは、トランプ米大統領とゼレンシキー宇大統領の間のロシアとウクライナのエネルギー施設に対する攻撃禁止に関する合意の実現のための方策を策定することで合意したという。
さらに、米国とウクライナは、米国が捕虜交換、民間人被拘束者解放、強制的に移送されたウクライナ児童の帰還の実現を米国が引き続き支援することで合意したと書かれている。
米国とウクライナは加えて、エネルギー合意と海洋合意の実現を支持する観点での第三国の善意的支援を歓迎している。
両国はまた、持続可能で永続的な平和の実現に向けて作業を続けると書かれている。
その他、発表には、「米国は再び、永続的な和平を実現するための必要なステップとして、ロシア・ウクライナ紛争の双方が殺戮を止めなければならないとするドナルド・トランプ大統領の要請を双方に繰り返した」と書かれている。
米国は、その目的で、リヤドでの合意に沿って、今後も平和的解決実現のために双方の交渉を引き続き促進するという。
同時にホワイトハウスは同日、23〜25日のリヤドでの米露間政権代表団協議の結果としても、今次の米宇間の発表と類似の内容の合意を発表している。
これに先立ち、25日、サウジアラビア首都リヤドにて、ウクライナと米国の政権代表団が再び協議を行なっていることが伝えられていた。