ゼレンシキー宇大統領、記者会見で戦争の可能性報道の否定的側面を強調 「最大のリスクは国内不安定化」
ウクライナのゼレンシキー大統領は28日、現在最も大きなリスクは「国の内側からの不安定化」だとし、ウクライナ国内のコントロールが失われた時こそ、ロシアからのエスカレーションをもたらし得るとし、「パニックの不在」があり得る侵攻への抵抗にとって重要だと強調した。
2022年1月28日
ウクライナのゼレンシキー大統領は28日、現在最も大きなリスクは「国の内側からの不安定化」だとし、ウクライナ国内のコントロールが失われた時こそ、ロシアからのエスカレーションをもたらし得るとし、「パニックの不在」があり得る侵攻への抵抗にとって重要だと強調した。
ウクライナのオレクシー・レズニコウ国防相は28日、ロシアにて「ウクライナがドネツィク・ルハンシク両州にて武力挑発を準備している」などという情報が流されていることにつき、「ナンセンスだ」と発言した。
ウクライナのレズニコウ国防相は28日、現時点でウクライナ国境には昨年春の段階に起きていたことと著しく異なるような現象や行動は一切観察されていないと発言した。
1月27日、ウクライナ東部に駐留するロシア連邦占領軍は、停戦合意に2回違反した。
2022年1月27日
チェコ政府は、ウクライナへ榴弾砲の砲弾4000個(総額約145万ユーロ相当)を無償供与する。
カナダのトルドー首相は26日、2015年に開始したウクライナ軍訓練ミッション「UNIFIER」を3年間延長し、さらにミッションの人員も大幅に増員することを発表した。
2022年1月26日
ランブレヒト独国防相は26日、ウクライナに対して軍用ヘルメット5000個を供与すると発表し、ドイツがウクライナ側にあることの「非常に明確なシグナルだ」と発言した。
ウクライナのクレーバ外相は、ウクライナは全てのパートナー国と非常に緊密に連絡を取っており、現在の治安情勢につき、パートナーが知らないことも何もなければ、ウクライナが知らないことも何もないと発言した。
英国のトラス外相は、ドイツは英国同様にウクライナへの軍事支援を増加すべきだと発言した。
1月25日、ウクライナ東部に駐留するロシア連邦占領軍は、停戦合意に5回違反、ウクライナ軍人が2名負傷した。
2022年1月25日
ウクライナ国家安全保障国防会議(NSDC)のオレクシー・ダニーロウ書記は24日、ウクライナ国境付近のロシア軍の兵力はここ最近で大きな変化はないと指摘した。
1月24日、ウクライナ東部のロシア連邦占領軍は、停戦合意に1回違反した。
2022年1月24日
ウクライナのレズニコウ国防相は、ウクライナ全土にて設置された領土防衛部隊につき、平時の兵力は1万人だが、戦時には従軍契約をした民間人を加えて13万人強まで増員されると説明した。
1月23日、ウクライナ東部に駐留するロシア連邦占領軍は、停戦合意に10回違反、ウクライナ軍人1名が負傷した。
2022年1月22日
米国やバルト諸国は、ロシアによる国境付近や被占領地での軍集結が続くウクライナに対して、防衛用の兵器の供与を発表した。
1月21日、ウクライナ東部ではロシア占領軍による停戦違反が確認されなかった。
2022年1月21日
ポーランド政府は、ウクライナへの軍事支援の可能性を検討しており、20、21日のゼレンシキー・ウクライナ大統領とドゥダ・ポーランド大統領は会談時に同支援に関する協議を行っている。
カナダ政府は、2015年に開始したウクライナ軍訓練ミッション「UNIFIER」を半年間継続する。
1月20日、ウクライナ東部に駐留するロシア連邦占領軍は、停戦合意に5回違反した。
2022年1月20日
ウクライナのクレーバ外相は、ブリンケン米国務長官がキーウ(キエフ)訪問時の19日に、ロシアによるウクライナへの更なる侵攻があった場合には、ロシア経済と同国富豪に対する「酸素吸入を止める」準備があると明言したと伝えた。
ゼレンシキー大統領ら、ウクライナ政権幹部は20日、ウクライナ東部ドネツィク空港防衛戦にて亡くなった軍人を追悼する式典に出席した。
ゼレンシキー大統領ら、ウクライナ政権幹部は20日、ウクライナ東部ドネツィク空港防衛戦にて亡くなった軍人を追悼する式典に出席した。
バイデン米大統領は19日、ロシア政権のウクライナに対する今後の行動によって、ロシアの被害が決まっていくとし、ロシアが全面的侵攻に踏み切る場合には「大惨事を招く」と警告した。
1月19日、ウクライナ東部にて停戦違反は確認されなかった。
2022年1月19日
ウクライナのゼレンシキー大統領は19日、ストルテンベルグ北大西洋条約機構(NATO)事務総長と電話会談を行い、ウクライナ周辺の治安情勢の沈静化を目的とした外交努力について協議を行った。
ウクライナの軍事専門家ミハイロ・プリトゥーラ氏は、ロシア連邦のプーチン大統領は自らの行動と最後通牒により、むしろ他国を北大西洋条約機構(NATO)加盟に追いやっているとし、それはソ連の独裁者スターリンの過ちと同じだと指摘した。
18日、英国からウクライナに、軍への技術支援として供給される短距離戦車システムが到着した。
18日、英国からウクライナに、軍への技術支援として供給される短距離戦車システムが到着した。
1月18日、ウクライナ東部に駐留するロシア連邦占領軍による停戦違反は確認されなかった。