
米国は新しい大型鉱物資源合意案を提案=ゼレンシキー宇大統領
ウクルインフォルム
ウクライナのゼレンシキー大統領は25日、米国は新たに大型の希少鉱物資源合意案をウクライナ側に提案したと報告した。
ゼレンシキー大統領が記者会見時に、記者から、鉱物資源合意の署名に関する協議は現在どのような段階にあるかと質問された際に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。
ゼレンシキー大統領は、「昨日(編集注:24日)、チームが私に、新しい合意(案)について報告した。今どのような状況か? それは、米国側のビションでの大型の完全な合意(案)だ。つまり、彼らはその件をそのように見ているということだ。つまり、覚えているであろう、以前あったものからは動いている。(編集注:以前は)枠組み合意(に署名され)、その枠組み合意の後に、完全な合意(編集注:が策定されるはずだった)。しかし、現在、米国側は私たちの側に、一気に大きな合意(案)を提案してきたのだ」と発言した。
その際同氏は、現時点では、米国側による大型鉱物合意がどのようなものであるべきかということの考えについて、同氏は詳細を把握していないと指摘した。
同氏は、「私のところにはまだ詳細はない。私は、その合意(案)について然るべく分析するよう要請した。全ての詳細についての分析が行われ、その後、それがもう真剣な文書であることを理解した上で集まることになる。おそらく、その文書を双方が作業していくことになる」と発言した。
さらに同氏は、両国のチームによる鉱物合意の文書の作業が終わった後には、最高会議において採択(編集注:批准)されることになると発言した。