最高会議、対日本友好議連が第一回会合を開催 幹部を選出
対日友好議連が同日最高会議で集まり決定した。最高会議広報室が伝えた。
発表には、「ウクライナ最高会議対日本議会間関係議員グループは、第一回会合にて、ハリーナ・ミハイリューク議員(人民奉仕者党会派)とヤロスラウ・ジェレズニャク議員(声党会派)を共同代表に選出した。また、アリョーナ・シュクルム議員(祖国党会派)を書記に選出した他、ユラシュ・スヴャトスラウ議員(人民奉仕者党会派)、ミコラ・ティシチェンコ議員(人民奉仕者党会派)、アンドリー・クロチコー議員(人民奉仕者党会派)及び声党会派代表者の4名の副会長に選出した」と書かれている。
また、議員たちはこの対日議連会合にて、日本がウクライナの重要な戦略パートナー国であることを指摘し、日本がロシア連邦の対ウクライナ占領を非難し、ロシアの複数代表者に対して制裁を科し始めた最初の国の一つであり、加えて、日本がG7のレベルで対ウクライナ支援計画の作成を主導したことを喚起した。議員たちは、日本が外交的サポートの他に著しい財政支援をウクライナに供与していることを指摘し、具体的に、ボルトニッチ浄水場改修プロジェクトや草の根無償協力、ドネツィク・ルハンシク両州政府管理地域の復興支援、JICAによる技術支援、経団連との協力が喚起された。
議員たちは、日本のイノベーション技術の高さを指摘し、対日友好議連の重要な協力の方向性の一つとしてウクライナの経済分野のデジタル移行・技術移転が挙げられた。
ジェレズニャク新議連会長は、協力の最初の活動として、9月末にウクライナを訪れる日本の対ウクライナ友好議連との会合の組織、省庁間の体系的協力の調整、ウクライナ・日本間の分野別関係の共通議題の推進、日本の対ウクライナ支援の議会によるコントロール・メカニズムの適用、日本におけるウクライナの肯定的イメージの創出に向けた情報政策の推進、文化・地政学的つながりの深化、ウクライナの投資・観光潜在力の日本への発信となると指摘した。
写真:最高会議広報室