ウクライナと英国、自由貿易・戦略的パートナーシップ協定を締結=大統領府

ウクライナと英国、自由貿易・戦略的パートナーシップ協定を締結=大統領府

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ヴォロディーミル・ゼレンシキー大統領は8日、ロンドン訪問時のボリス・ジョンソン英首相との会談の際、ウクライナ・英国間の政治協力・自由貿易・戦略的パートナーシップ協定に署名した。

大統領府広報室が公表した

発表によれば、ゼレンシキー大統領は、今回の協定は、特に英国の欧州連合(EU)離脱の文脈において、二国間関係の新しい基本となる極めて重要なものだと強調した。大統領は、「今日は、ウクライナと英国にとって歴史的な日だ。両国間の戦略的パートナーシップの新しい段階を始めることになる」と発言した。

大統領府は、今回の文書により、戦略的パートナーシップ関係が運用され、両国の協力の基本的方向が定められると説明している。これまでウクライナと英国の間には、基本的な友好・協力・パートナー協定がなかったことから、今回締結された新協定における二国間の協力・パートナーシップの基本原則の確定は、重要な戦略的かつ実践的意味を持つと指摘されている。

同協定は、毎年二国間協力の協議を行なうハイレベルの戦略的パートナーシップ会合と貿易委員会会合の開催を定めているとのこと。

また、ゼレンシキー大統領とともに英国を訪問しているドミトロー・クレーバ外相は、フェイスブック・アカウントにて、「たった今、ウクライナと英国の間の自由貿易と戦略的パートナーシップに関する歴史的協定の重要な署名が行われた」と伝えた

クレーバ外相は、「たった今、ウクライナと英国の間の自由貿易と戦略的パートナーシップに関する歴史的協定の重要な署名が行われた」と発言した。

また外相は、英国が類似の協定に署名するのはEU離脱後初のことだと強調しつつ、「協定は非常に分厚く、果てしないページ数からなっている。非常に長期にわたる生産的な仕事の結果である。これは、両国間の貿易が確かに発展し、新しいレベルに達するための条件が作られたのだ」と発言した。

外相は、「欧州には二つの端がある。西端は英国、東端はウクライナだ。今日、その両端が互いに近づきあった。それはすなわち、今日、欧州が強固になったということだ」と強調した。

なお、ゼレンシキー大統領は、7、8日英国を公式訪問している。


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