ベラルーシ反政権指導者のチハノフスカヤ氏、ウクライナ訪問を計画
ウクルインフォルム
ベラルーシの反政権運動指導者であるスヴェトラナ・チハノフスカヤ(シヴャトラナ・ツィハノウスカヤ)氏は、近々ウクライナを訪問する予定である。
チハノフスカヤ氏がラジオ・スヴォボーダ通信へのインタビュー時に発言した。
チハノフスカヤ氏は、「私は、私たちのことを支持してくれているウクライナ人に感謝をとても伝えたい。ウクライナ政府にもだ。私たちは、ずっとサポートの声を聞いている。ウクライナは、欧州の制裁に加わったし、ルカシェンコの正当性を認めなかった。兄弟の民が私たちを支持してくれている。それは素晴らしいことだ。残念ながら、ウクライナ訪問の日程は、今のところ固まっていない。しかし、近々(実現できることを)期待している。正確なことは言えない。調整しているところだ」と発言した。
同氏は、本件についてはドミトロー・クレーバ・ウクライナ外相とやりとりをしていると伝えた。
記者から、会談に向けて何かしらの条件を提示しているのかと尋ねられると、チハノフスカヤ氏は、「いいえ、私たちは条件は提示していない。友好的な会談が行われる」と発言した。
ベラルーシでは、8月9日の大統領選挙の結果改ざんに反対する多くの市民が3か月以上にわたり、大規模抗議集会を開催している。
欧州連合(EU)やウクライナは、ルカシェンコ氏の「大統領選挙当選」の正当性を認めていない。
写真:ティハノウスカヤ/テレグラム・チャンネル