
ウクライナでの米大統領選挙干渉疑惑は捜査すべき=ゼレンシキー大統領
ゼレンシキー大統領が米ニュースサイト「アクシオス」に掲載されたHBO局へのインタビュー時に発言した。ウクライナ大統領府が発表した。
記者が、米国が制裁を科したウクライナ最高会議議員に関してウクライナで起訴されるという話はあるか、と尋ねると、ゼレンシキー大統領は、「ある。確実だ。その議員たちだけではなく、全員に対してだ。私は、本件につき刑事捜査が行われて欲しいと思っている」と発言した。
大統領はまた、公開されたペトロ・ポロシェンコ前大統領とジョー・バイデン当時米副大統領の電話会談とされるデータについても法執行機関が作業をしていると発煙した。
大統領は、近々結果が公開されるとしつつ、「しかし、私は、このリストにも、制裁のリストにも、全員の名前が載って欲しいと強く思っている。どの政党の議員であっても関係ない。どの政党も、個人に責任を負ってはいけない。彼らが負うべき責任は、自らの行為に対してである。そのため、政党からの離脱、議員権限剥奪の問題となるのだ。しかし、私たちは、すべてのリストを手にしなければいけない。前政権で高官であった者も含む。米大統領選挙に介入した者全員だ。もしそのようなことがあったのであれば、法で責任を負うべきだ」と強調した。
これに先立ち、米財務省外国資産管理室(OFAC)は1月11日、ロシアのエージェントとされる、アンドリー・デルカチ最高会議無所属議員)と関係する、ロシア繋がりの対外影響ネットワークの一部となっている7名の個人と4の法人に対して制裁を発動している。その際個人制裁の対象になったのは、ウクライナのオリガルヒ(大富豪)であるイーホル・コロモイシキー氏に近いとされるオレクサンドル・ドゥビンシキー最高会議与党「人民奉仕者党」会派議員、汚職犯罪容疑のかかっているオレクサンドル・オニシチェンコ元最高会議議員(ドイツで身柄拘束中)、アンドリー・テリジェンコ在米ウクライナ大使館元職員、コスチャンティン・クリク元軍事検察など。
写真:大統領府