G7大使、ウクライナの裁判官選考委員会再編法採択を歓迎
ウクルインフォルム
6月30日、G7大使ウクライナ・サポート・グループは、ウクライナ最高会議(国会)が高等裁判官選考委員会を再編する法案を採択したことを歓迎するメッセージを発出した。
G7大使ウクライナ・サポート・グループがツイッター・アカウントにメッセージを掲載した。
G7の大使たちは、「最高会議の法案3711ーdの採択を歓迎し、またベニス委員会の勧告に沿った最終文書を目にすることを楽しみにしている。高等裁判官選考委員会(HQCJ)の再起動は、包括的裁判改革における決定的な一歩である」と指摘した。
また大使たちは、「特に、同法が複数の政党に支持されたことを歓迎した。大使たちは、G7メンバーがHQCJ選考プロセスを独立した専門家とともにサポートする準備があることを強調し、また高等司法評議会の不可欠かつ補完的な改革を期待している」とコメントした。
Ambassadors welcomed in particular that this law was backed by several parties. They underscored the readiness of G7 members to support the HQCJ selection process with independent experts, and looked forward to necessary, complementary reform of the High Council of Justice. 2/2
— G7AmbReformUA (@G7AmbReformUA) June 30, 2021
これに先立ち、6月29日、最高会議は、高等裁判官選考委員会を再編する法案(再編時、委員会の委員任命には、外国の専門家が決定的な役割を担う内容)と虚偽情報による資産申告と資産の不申告の場合の罰則を変更する法案を採択していた。
ゼレンシキー大統領は、同法への署名を明言している。