ジョージアで拘束のサーカシヴィリ氏、ハンガーストライキ継続
ウクルインフォルム
ジョージアで拘束されたミヘイル・サーカシヴィリ元同国大統領(ウクライナ国民)は、拘置所にてハンガーストライキを続けている。面会した弁護士は、同氏はウクライナへの身柄引き渡しは断るだろうと指摘している。
サーカシヴィリ氏の弁護士を務めるチヴィアシュヴィリ氏が記者団に対して発言した。ニュースジョージアが報じた。
チヴィアシュヴィリ氏は、弁護士たちが4日、ルスタヴィの第12拘置所にて拘束されているサーカシヴィリ氏の下を初めて訪れたとしつつ、「彼は元気だ。ハンガーストライキを続けており、そのような形で闘いの継続を示していると考えている。彼の立場は、闘いは継続すべき、というものだ。つまり、彼は、全てが続いていると思っている。引き渡し問題に関しては、ミヘイル・サーカシヴィリ氏の本件についての立場は、彼は自らの祖国であるジョージアにやってきて、政治的闘争を計画しているというものであり、おそらく、彼は引き渡しを断るだろう」と発言した。
弁護士たちはまた、サーカシヴィリ氏の書簡を読み上げた。書簡にて、同氏は、自身の所属する政党「統一国民運動」の党員に対して、地方選挙結果には満足していると述べつつ、大都市では決選投票が行われるため、闘争を継続するよう呼びかけた。
これに先立ち、1日、イラクリ・ガリバシヴィリ・ジョージア首相がミヘイル・サーカシヴィリ元ジョージア大統領が同国法執行機関に拘束されたことを伝えていた。
なお、拘束の直前、サーカシヴィリ氏は、動画メッセージにて、ジョージア国民に対して、2日の地方選の投票へ行くよう呼びかけていた。
サロメ・ズラビシヴィリ・ジョージア大統領は、サーカシヴィリ氏への恩赦は決してないと発言している。