ウクライナ・イスラエル大統領、共同声明を発出
ウクルインフォルム
5日、ゼレンシキー・ウクライナ大統領とヘルツォグ・イスラエル大統領は、キーウ(キエフ)での会談の後、共同声明を発出した。
ウクライナ大統領府広報室が声明を公表した。
声明では、両国は、国際法基本原則へのコミットメント、両国の主権と領土一体性への敬意が確認されている。イスラエル側は、ウクライナの主権と領土一体性が国際的外交努力によって近い将来回復されることへの期待を表明している。
両者は、2021年1月1日から発効している二国間自由貿易圏協定の履行を評価し、また自由貿易圏をサービス分野に拡大する協議の開始への期待を表明した。
両首脳はまた、新型コロナウイルス感染症の世界的拡大克服のための強力の重要性を強調した。
また、バービン・ヤールの悲劇から80年が経過することに関連し、両国大統領が関連行事に出席するとのこと。また両首脳は、ホロコーストに関する記憶の維持の必要性を強調した。
ウクライナ側は、ヘルツォグ大統領がウクライナのホロドモール犠牲者追悼碑を訪問したことへと謝意を伝えた。
両首脳は、ショーヴィニズム、不寛容、外国人嫌悪、ユダヤ人嫌悪の表出はいかなるものも断固として非難すると伝えた。イスラエル側は、最近の関連法採択を含む、ウクライナ政権による反ユダヤ主義との闘いを高く評価した。
なお、10月5、6日、イスラエルのヘルツォグ大統領がウクライナを訪問している。
写真:大統領府