仏大統領府(エリゼ宮殿)は11日、ロシア・ウクライナ間武力紛争解決協議を行う独仏宇露4国からなるノルマンディ・フォーマットの外相級会談の近い将来の開催につき合意に至ったことを発表した。
仏大統領府広報室がノルマンディ4国の2つの首脳電話会談(宇独仏、露独仏)の結果を伝えた。
発表には、「関係者は、今後数週間で仏独露宇の外相級会談を組織することで合意した」と書かれている。
また、首脳たちは、2019年のパリにおけるノルマンディ首脳会談にて確定された結論の完全な実現のための作業が不可欠であることに合意したとも書かれている。
これに先立ち、11日、メルケル独首相とマクロン仏大統領は、ゼレンシキー・ウクライナ大統領とプーチン露大統領と別々にビデオ電話会談を実施していた。
なお、ノルマンディ・フォーマットでの首脳会談は、2019年12月にパリで行われたものが最後となっている。