ウクライナはジョージア・モルドバとの「トリオ」とEUの会談実施を提案していく=クレーバ外相
ウクルインフォルム
ウクライナ外務省は、ウクライナ、ジョージア、モルドバからなるフォーマット「連合トリオ」と欧州連合(EU)の近い将来の会談実施を提案している。
13日、ドミトロー・クレーバ外相がオンライン記者会見時に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。
クレーバ外相は、「私たちは、『EU+連合トリオ』フォーマットでの次期会合を近々開催することを提案している。そこでは、EUのグリーンディールやデジタル移行の文脈でのウクライナ、ジョージア、モルドバとEUのさらなる貿易自由化を議論していく」と発言した。
外相は、3国は引き続き、欧州のパートナー国に「連合トリオ」イニシアティブを詳しく知ってもらい、新しい連携分野を発展していくために、EU加盟国を共同で訪問していくと強調した。
さらに外相は、ウクライナ、ジョージア、モルドバは、3国のEU市場への統合促進・加速のための追加的手段を模索していると指摘した。
また外相は、連合トリオとEUの優先的協力分野には、貿易、安全保障、保健、地域の国家間の繋がり改善、デジタル移行、環境が含まれると指摘した。
これに先立ち、今年5月17日、ウクライナ、ジョージア、モルドバの3国の外相は17日、キーウ(キエフ)で3国の欧州統合を成功させることを目的とした「連合トリオ」を形成する覚書に署名している。
7月20日には、3国首脳がジョージア・バトゥミにて共同宣言を採択している。