レズニコウ氏を国防相に、ヴェレシチューク議員を副首相に任命の見込み=ウクライナ与党会派長
ウクルインフォルム
ウクライナ最高会議(国会)の大統領系与党「人民奉仕者党」は、イリーナ・ヴェレシチューク最高会議議員を副首相兼一時的被占領地再統合相へ、オレクシー・レズニコウ現副首相兼一時的被占領地再統合相を国防相へ任命することを計画している。
1日、ダヴィド・アラハミヤ人民奉仕者党会派長が記者会見時に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。
アラハミヤ氏は、防衛調達法を採択したことから、防衛調達分野のルールが大きく変更されたことを喚起し、国防省は現在迅速な変化を必要としているとしつつ、タラン現国防相も今回の更迭に同意していると伝えた。同氏は、現在国防相ポストには経験あるマネージャーが必要であり、レズニコウ氏はその専門性と外交能力を証明して見せており、また高い評判もあるため、国防相ポストに任命することを決めたのだと発言した。
またアラハミヤ氏は、与党はレズニコウ氏の代わりに、副首相兼一時的被占領地再統合相のポストにはイリーナ・ヴェレシチューク最高会議議員を推薦することを決めたとし、与党議員は「その仕事をプロフェッショナルにこなせる」と確信していると伝えた。
これに先立ち、オレクシー・レズニコウ副首相兼一時的被占領地再統合相は、閣僚ポストの辞任を求める辞表を提出したことが伝えられていた。