ゼレンシキー大統領、大富豪アフメトフ氏所有報道機関を批判

ゼレンシキー大統領、大富豪アフメトフ氏所有報道機関を批判

ウクルインフォルム
ヴォロディーミル・ゼレンシキー大統領は、大富豪(オリガルヒ)リナト・アフメトフ氏が影響力を持つ報道機関の編集方針が破滅的な内容に変わっているとの考えを示した。

26日、ゼレンシキー大統領が、大統領任期の半分が過ぎたことに合わせて行われている大型記者会見の際に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。

大統領は、「私は、リナト・アフメトフ氏の(編集注:報道機関の)編集方針は、あまり健全でない方に向かっていると思っている。それら(報道機関)は、言いたい放題を続けているが、国民に対して情報、偽情報を伝える権利は持つべきでない。しかし、私は、他国のように、それによって何らかのメディアを閉鎖することはしない。(中略)私は、彼の周辺人物がを彼をその戦争に引き込んでいると思っている。私個人に対してではなく、ウクライナの人々に対するもの(戦争)だ」と発言した。

加えて、大統領はアフメトフ氏の報道機関では、常に「(国民に対する)裏切り」行為に関する情報が流されていると指摘した。また大統領は、メディアが偽情報発信に関する責任を追わないのであれば、メディアの所有者が「少なくとも政治的、パブリックな」責任を負うべきだと発言した。

同時に大統領は、自身はアフメトフ氏やその他のオリガルヒと面会をして、脱オリガルヒ法の重要性について伝えたと発言し、「私は率直に、脱オリガルヒ法は国家にとって必要だと思うと話した」と伝えた。

記者から、大統領とアフメトフ氏の対立はどれだけ深まると思うかと聞かれると、大統領は、「私は、それ(対立)がどこに向かうかは全く関心がない。私には関心がないのだ。(中略)私はウクライナの不安定な状況には関心がない。私は、安定を守っていく」と強調した。

また、同日、ゼレンシキー大統領は、同記者会見の際、ウクライナの情報機関がウクライナとロシアの人物がアフメトフ氏を国家転覆に参加させる可能性について協議していたことを示す情報を有していると発言していた

アフメトフ氏は、同情報を否定している。

写真:大統領府


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