「露がウクライナに侵攻した場合、ノルド・ストリーム2の停止を期待」=ヌーランド米国務次官
ウクルインフォルム
ヌーランド米国務次官は、ロシアがウクライナへ更に侵攻した場合、独露間ガスパイプライン「ノルド・ストリーム2」が停止されることを期待していると発言した。
7日、ヌーランド国務次官が米上院外務委員会での公聴会の際に発言した。ウクルインフォルムの特派員が伝えた。
ヌーランド氏は、「もしプーチン大統領がウクライナへ進んだ場合、私たちは、そのパイプラインが停止されることを期待している」と発言した。
同氏はまた、米国はドイツの新政府と協議を開始したと指摘した。
さらに同氏は、「エネルギーは、確かに(ロシアに)その手の部隊展開を可能にさせている乳牛である」と発言した。
同氏は、米国は長年にわたり、欧州パートナーに対してロシア産天然ガスへの依存度を下げるよう呼びかけ、「ノルド・ストリーム2」「ノルド・ストリーム1」「トルコ・ストリーム」に反対し、また代替のエネルギー供給源を模索するように呼びかけていると発言した。
その他同氏は、今年7月の「ノルド・ストリーム2」に関する米露合意を喚起した上で、「ロシアのウクライナに対するいかなる攻撃も、同パイプラインに直接影響する」と発言した。