ゼレンシキー大統領、米国からのミンスク諸合意履行圧力は感じていないと発言
ウクルインフォルム
ゼレンシキー大統領は15日、パートナー国からミンスク諸合意履行圧力は一切感じていないと発言した。
ゼレンシキー大統領がブリュッセル訪問中、ウクルインフォルムの特派員からの質問に答える形で発言した。
特派員が、「ロシアの解釈でミンスク諸合意を履行させるような西側パートナーからウクライナへの圧力はあるか」「欧州安全保障協力機構(OSCE)すらドネツィク・ルハンシク両州一部地域(被占領地)へアクセスできないのに諸合意履行のコントロールはどう行うのか」と尋ねたところ、ゼレンシキー大統領は、「OSCEがいなければ(履行は)不可能だ。それは100%間違いない。私も同様の考えだ。米国からの圧力に関しては、私は感じていない。私には、トランプ(前米)大統領がいた頃の別のことに関する思い出がある。その時、私には、圧力を感じたかと質問された。現在、他の大統領であり、またしても同じ圧力に関する質問だ。圧力は感じていない。(圧力が)出てきたら、必ず言う。なぜなら、圧力とともに生きることは非常に危険だからだ。圧力は解消しなければならない」と強調した。
なお、ゼレンシキー大統領は、15、16日、東方パートナーシップ首脳会談に出席するためにブリュッセルを訪問している。