
「私たちが和平への道筋に取り組んでいる時、ロシアはますます激しく戦争を続けている」=マクロン仏大統領
ウクルインフォルム
フランスのマクロン大統領は6日、4月4日のウクライナ南部クリヴィー・リフの住宅地に対するロシア軍の攻撃による犠牲者に哀悼の意を表明した。
マクロン大統領がXアカウントに書き込んだ。
マクロン氏は、「ウクライナの国の追悼のこの日に、とりわけ4月4日のクリヴィー・リフにおける、ロシアによる血生臭い攻撃の子どもや民間人の犠牲者全員に思いを寄せる」と書き込んだ。
同氏はまた、前夜は、キーウやウクライナの他複数の町の住宅地がロシア軍の多数の攻撃の標的となったと指摘した。
そして同氏は、「ウクライナが約1か月前にトランプ大統領の完全かつ無条件の30日間の停戦の提案を受け入れ、私たちがパートナーとともに和平達成への道筋に取り組んでいる時、ロシアはますます激しさを増して、民間人を無視した戦争を続けている」と伝えた。
その上で同氏は、ロシアの攻撃は終わらねばならないと強調し、「一刻も早く停戦が実施されねばならない。そして、ロシアが今後も時間を引き延ばし、和平を拒否していくのであれば、断固とした措置が取られねばならない。ロシアは、どれだけ米国の和平提案を無視し、子供たちや民間人を殺し続けるのだろうか?」と強調した。
これに先立ち、4月4日、ロシア軍はウクライナ南部クリヴィー・リフをミサイルと無人機で攻撃した。これまでに同攻撃による死者は、児童9人を含む20人に達している。
写真:ウクライナ大統領府