ゼレンシキー大統領「私たちはどんな軍も恐れない」
ウクルインフォルム
ゼレンシキー大統領は、強力なウクライナ軍が国境を守っているため、ウクライナの人々はどんな外国軍も恐れることはない、と発言した。
ゼレンシキー大統領は、恒例の年末年始のあいさつの際に発言した。
大統領は、「国内には私たちを恐れさせようとする人々がいた。そして、国外にもいた。しかし、国境の向こう側のどんな軍であれ、私たちを恐れさせることはできない。なぜなら、素晴らしい軍がこちら側で私たちを守っているからだ」と強調した。
さらに大統領は、現在ウクライナ軍には独立史上最大の予算が当てられていると発言しつつ、同時に、「しかし、私にとってそれは勝利ではなく、ノルマである。そうなった(編集注:国防予算が史上最高額になった)のは、そうでなければならないからだ。それは単に金銭があてがわれているというのではなく、尊厳を持って向き合っていることを意味する。物質的な話ではなく、人間的な価値の問題なのだ。なぜなら、命を代償に国を守っている人々を国家が守らなければ、その代償は国家自身の命となるのだから」と強調した。
その他大統領は、ウクライナ政府は初めて国営アントノウ社と共同で軍用機を建造しており、また英国とともに艦隊を、トルコとともに無人機とコルベットを建造しており、またミサイルは単独で開発していると発言した。