ウクライナはロシアとの協議についてパートナーの国々を信頼している=ウクライナ大統領報道官

ウクライナはロシアとの協議についてパートナーの国々を信頼している=ウクライナ大統領報道官

ウクルインフォルム
ニキフォロウ・ウクライナ大統領報道官は、ウクライナは米国や北大西洋条約機構(NATO)加盟国がロシアとの協議において緊張緩和を行おうとしている意向を歓迎しており、パートナーの国々を信頼していると発言した。

11日、ニキフォロウ氏が動画コメントを発表した

ニキフォロウ氏は、「現状、私たちは、米国、NATO、そしてロシアによる。緊張のレベルを下げ、対立するあらゆる問題を協議のテーブルで解決しようという意向と努力を歓迎することのみ可能である。この協議におけるウクライナ部分に関しては、私たちにはパートナー国、『ウクライナの運命に関する決定がウクライナの頭越しに採択されることはない』という彼らの言葉に対する信頼がある」と発言した。

同氏は、ウクライナ側はバイデン米政権とあらゆるレベルで恒常的に連絡を取り合っていると明言した。

加えて同氏は、12日のNATOロシア理事会会合の前に、10日にNATOウクライナ委員会会合が開催されたことを喚起し、同会合にてウクライナ代表団は自らの主張、指摘を伝えることができたとし、「そして、それに対して、NATOの全30加盟国からの支持を聞くことができたのだ」と説明した。

その他同氏は、ロシア・ウクライナ紛争については、「ウクライナは東部紛争の平和的手段でのできるだけ早い解決に関心がある。私たちは、新しいものも再生された旧来のものも含め、全くもって全てのフォーマットで解決策を模索する準備がある」と発言した。

同氏は、ゼレンシキー大統領がキーウ(キエフ)にて独仏首脳補佐官と会談したこと、ウクライナは2019年パリ・ノルマンディ首脳会談の決定を一貫して遵守していること、次期ノルマンディ首脳会談を組織する準備があることを伝えた。同氏は、「フランスもドイツもそのような会合が必要だと思っている。そのため、私たちはともに、ロシアが、何よりまず2019年パリ首脳会談の決定を履行し始め、第2に、首脳レベルの次期会合の準備へと加わることを期待している」と強調した。

なお、10日、ゼレンシキー大統領は、キーウを訪問したプレトナー独首相補佐官とボン仏大統領補佐官と会談し、ウクライナ政権にはノルマンディ・フォーマット(独仏宇露4国)首脳会談にて、ウクライナ東部停戦のための決定を採択する準備があると発言していた

それに先立ち、1月4日には独仏宇首脳補佐官による電話会談が、6日にはモスクワにて独仏露(ロシア側はコザク大統領府副長官参加)の会談が行われていた。いずれの会談でも、ウクライナ東部情勢とミンスク諸合意履行状況が議論されている。


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