ウクライナ・カナダ外相、ロシア抑止方策につき協議
ウクルインフォルム
ウクライナのクレーバ外相は12日、カナダのジョリー外相と電話会談を行い、ロシア侵略を抑止するための行動について協議を行った。
ウクライナ外務省が発表した。
発表によれば、両外相は、ロシアの再侵略を抑止するための行動、特に、ロシアにとって痛みをもたらす、政治、経済、安全保障面の方策からなる包括的抑止パッケージの実現について協議を行った。
ジョリー加外相は、ウクライナのNATO不加盟の保証付与というロシアの要求は受け入れられないと強調した上で、ロシアの脅迫、国境沿いと被占領下ウクライナ領内での軍の増強が続く中、ウクライナに対する揺らがぬ支持を確認した。
クレーバ宇外相は、カナダに対して、ロシアの侵略行為への国際的対応の団結努力について謝意を表明した。
その他両者は、安全保障・国防分野の二国間協力の発展についても協議した。
両者はまた、2020年1月にイラン首都テヘラン近く上空でのウクライナ国際航空PS752機撃墜の罪人責任追求、正義の確立についての連携活性化でも合意した。
これに先立ち、11日、ゼレンシキー大統領は、カナダのトルドー首相と電話会談を行っていた。