ウクライナ軍参謀本部、敵の被害を報告
ウクルインフォルム
24日、ウクライナ軍参謀本部は、ウクライナ領に侵攻してきたロシア軍の戦車4両、航空機6機、兵力約50人を破壊・殲滅したと発表した。
同日10時18分、参謀本部広報室がフェイスブック・アカウントにて伝えた。
発表には、「ウクライナ参謀本部最新情報では、ハルキウ市のバイパスにて、ロシア占領者の戦車4両が炎上。また、統一部隊(編集注:ドネツィク・ルハンシク両州に展開)司令部の情報では、シチャースチャ(編集注:ルハンシク州)にて、約50名のロシア占領者を殲滅。さらに、クラマトルシク(編集注:ドネツィク州)では、ロシア軍の航空機一機を破壊。これですでに6機目となる」と書かれている。
また、統一部隊は、ロシア連邦軍に反撃を加えており、軍部隊は所定の位置についており、敵は損害を出していると伝えた。
その上で参謀本部は、「平穏を保ち、ウクライナの防衛者を信じて欲しい。ウクライナに栄光を!」と呼びかけた。
これに先立ち、ロシア連邦のプーチン露大統領は24日、ドンバス保護を目的とした特別軍事作戦実施に関する決定を採択。同日午前4時頃、ロシアがウクライナに対する攻撃を行い、戦争を開始した。
ゼレンシキー氏は、ロシアがウクライナへの侵攻を開始した、プーチンはウクライナとの、全文明世界との戦争を開始したとし、「彼は、私たちの国、私たちが築き上げてきた物全てを破壊したがっている」と発言した。
ウクライナ外務省は、プーチン露大統領の侵略を止めることができるのは、団結した断固とした行動だけだとし、国際社会に速やかに新たな制裁パッケージを発動するよう呼びかけた。