ベラルーシ反政権指導者、ウクライナに連合形成を呼びかけ
ウクルインフォルム
ベラルーシ反政権運動の指導者として同国国外で活動するシヴャトラナ・ツィハノウスカヤ(スヴェトラナ・チハノフスカヤ)氏は、ウクライナ政権に対して、自身が主導する政権移行に向けた統一ベラルーシ移行内閣との外交関係樹立を要請した。
ツィハノウスカヤ氏がユーチューブ・チャンネルに動画を掲載した。
ツィハノウスカヤ氏は、「私たちは、ウクライナとウクライナの人々に対して、民主的ベラルーシとの連合を樹立することを提案する。統一移行内閣は、ウクライナと協力し、外交・政治関係を樹立する準備がある。私たちは、ウクライナとともに行動する準備がある」と発言した。
同氏はまた、ウクライナ人とともに侵略と戦っているベラルーシ人たちの存在や、ベラルーシ国内で活動するパルチザンの存在を喚起し、彼らをルカシェンコ政権のベラルーシ人と同一視しないようお願いした。同氏は、「ルカシェンコは、私の国の恥だ。ルカシェンコが明日か明後日、何を発表するかは不明だ。なぜなら、彼はもう決定を採択しておらず、彼の後ろにいるクレムリンが決定しているからだ。そのため、ベラルーシは、私たちの国の国益を損わせているロシアとの軍事的、政治的、経済的同盟から離脱せねばならない」と発言した。
さらに同氏は、ロシアの敗北とウクライナによる領土一体性と主権の回復を信じていると伝えた。