クレーバ宇外相、フン・セン・カンボジア首相と会談
ウクルインフォルム
ウクライナのクレーバ外相は9日、カンボジア首都プノンペン訪問時に同国のフン・セン首相と会談した。
クレーバ外相がツイッター・アカウントで報告した。
クレーバ氏は、「フン・セン首相に迎えられることで、カンボジア訪問を開始した。首相とゼレンシキー大統領との対話を発展させることが目的だ。私たちは、二国間協力とグローバル食糧安全保障に焦点を当てた。私はまた、フン・セン首相に対して、カンボジア独立記念日のお祝いの言葉を伝えた」と書き込んだ。
またクレーバ氏は、同日プノンペンで、ブルネイのユソフ第2外相とも会談したと伝えた。
クレーバ氏は、「私は、ブルネイによるウクライナの主権と領土一体性への堅固な支持に感謝している。私たちは、政治対話の発展、食糧安全保障、ウクライナのエネルギー挑戦の克服の手段について協議した」と伝えた。
またニコレンコ外務報道官は、フェイスブック・アカウントにて、今回のクレーバ外相のカンボジア訪問は史上初めてのものであると指摘した。同氏はまた、ウクライナは、今回初めてASEAN首脳会談に参加し、またウクライナは中欧から初めてASEANの『東南アジア友好協力条約(TAC)』へと加盟する国となると伝えた。
同氏は、これらのことは、ウクライナの国家、ビジネス、国民に、政治、軍事、経済、文化の面での恩恵をもたらすことになると指摘した。
これに先立ち、ウクライナ外務省は4日、ウクライナのクレーバ外相が11月10〜12日にカンボジア首都プノンペンを訪問すると発表していた。
また、米ワシントンポストは2日、カンボジアのフン・セン首相が、日本と協力して、ウクライナへ地雷除去訓練の専門家を派遣すると約束したことを報じていた。