「来年に向けて戦力を準備している。来年は決定的とならねばならない」=ゼレンシキー宇大統領

「来年に向けて戦力を準備している。来年は決定的とならねばならない」=ゼレンシキー宇大統領

ウクルインフォルム
ウクライナのゼレンシキー大統領は27日、同国は来年に向けて戦力の準備をしているとし、「来年は決定的とならねばならない」と発言した。

ゼレンシキー大統領が同日夜の動画メッセージの際に発言した

ゼレンシキー氏は、「今日(軍最高司令官本部)会議を開催した。すでに今年44回目のものだ。議題は当然のものだ。何よりもバフムート、クレミンナ、そしてドンバス地方全体だ。敵の東部方面のあり得る行動と私たちの行動だ。司令官の話を聞き、直近の行動を定めた。来年に向けて防衛・治安戦力を準備している。来年は決定的とならねばならない。私たちは、冬にどのようなリスクがあるか理解しており、春に何をせねばならないか理解している。すなわち、防衛・治安セクター全体が示さなければいけない結果を理解している」と強調した。

同氏はまた、別途弾薬の供給、兵器の修理についても協議したと伝え、修理業者や修理作業に関わるパートナー国に対して謝意を伝えた。その際同氏は、「私たちは、単に機材を修理して戦場に戻すだけではなく、戦場から機材を鹵獲して、それを私たちの国の役に立てるためのシステムも確立することができた。それは今年の非常に重要な結果であり、これに関わった人たちは本当に見事だ」と発言した。

その他同氏は、同日メローニ伊首相と電話会談を行ったと報告し、イタリアの支援に謝意を伝えたと述べた。同氏によれば、メローニ氏は、ウクライナへの防空システム提供を審議しているところだと述べたという。ゼレンシキー氏は、「私は、イタリアのサポートにより私たちがウクライナの空の防衛を強められると信じている。もちろん、私たちの今後数か月の外交面の計画についても話し合った。また冬の脅威についてもだ。私たちはともにそれを克服できると確信している」と伝えた。

これに先立ち、メローニ伊首相は、来年初旬にウクライナを訪問する以降を表明していた。


Let’s get started read our news at facebook messenger > > > Click here for subscribe

トピック

ウクルインフォルム

インターネット上の全ての掲載物の引用・使用に際しては、検索システムに対してオープンであり、ukrinform.jpの第一段落より上部へのハイパーリンクが義務付けてられています。また、外国報道機関の記事の翻訳を引用する場合は、ukrinform.jp及びその外国報道機関のウェブサイトにハイパーリンクを貼り付ける場合のみ可能です。「宣伝」のマークあるいは免責事項のある記事については、該当記事は1996年7月3日付第270/96-BPウクライナ法「宣伝」法第9条3項及び2023年3月31日付第2849ー9ウクライナ法「メディア」の該当部分に従った上で、合意/会計を根拠に掲載されています。

© 2015-2024 Ukrinform. All rights reserved.

Website design Studio Laconica

詳細検索詳細検索を隠す
期間別:
-