ゼレンシキー宇大統領、ティモシェンコ大統領府副長官を解任
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ウクルインフォルム
1月24日、ゼレンシキー宇大統領は、ウクライナ大統領府のティモシェンコ副長官を本人の希望を受けて解任した。
大統領府ウェブサイトに関連大統領令第28/2023が掲載された。
1月23日付大統領令には、「提出された表明に従い、ウクライナ大統領府副長官職からキリロ・ティモシェンコを解任する」と書かれている。
また、ティモシェンコ氏は、自身のテレグラム・チャンネルにて、辞表を提出したことを報告した。
ティモシェンコ氏は、「ヴォロディーミル・ゼレンシキー宇大統領に、信頼と毎日、毎分、良い事を行う機会につき感謝している」と書き込み、辞表を手にした自身の写真を公開した。辞表は、自らの願望で大統領副長官職からの解任を大統領に要請する内容となっている。
さらに同氏は、各地の州軍行政府長官や各自治体の首長、国民、ウクライナ軍、家族にも謝意を伝えた。
なお、ティモシェンコ氏は、ゼレンシキー大統領により2019年5月21日に大統領府副長官に任命されていた。
報道によれば、ティモシェンコ氏の後任には、オレクシー・クレーバ現キーウ州軍行政府長官が大統領府副長官に任命される可能性があるという。