全面戦争開始以降、ウクライナはイタリアから様々な支援を受け取っている＝ゼレンシキー宇大統領

ゼレンシキー大統領がメローニ首相との共同記者会見時に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。

ゼレンシキー氏は、「ロシアの全面侵攻開始以降、私たちはイタリアから原則的支援と原則的支持をあらゆるレベルで受け取っている。防衛支援、政治的支持、人道支援、私たちのエネルギーシステムへの支援、それから経済支援もだ」と発言した。

同氏はまた、ウクライナへの欧州連合（ＥＵ）加盟候補国地位付与の問題解決の際に、イタリアが重要な役割を果たしたと指摘した。そして、同氏は、ウクライナはイタリアの人々にこれら支援に感謝していると発言した。

その他同氏は、同日の協議にてメローニ氏と「私たちのイタリアとのパートナーシップにおける、二国間関係から欧州機構内のもの、国際関係一般のものまで、あらゆる重要な側面について協議した」と伝えた。

同氏は、「何よりも私たちは、防衛・安全保障分野の強力について協議した。新しいウクライナへの、私たちの戦士のための防衛サポートのパッケージにつき感謝している。特に今、ロシア占領者が自らの侵略能力を回復しようとしている中、それは非常に重要だ」と強調した。

加えて同氏は、イタリアがウクライナに提供する、防空システムを含む防衛品は全て「私たちの人々、家族。子供たちの命を真に守るものであり、私たちの町に安全を与えるものだ」と発言した。

その他同氏は、ウクライナもイタリアもロシアのテロ、ロシアのウクライナの人々に対するいわれなき侵略戦争をできるだけ早く止めることを望んでいると述べつつ、「私たちの町を一つたりとも、私たちの人々を一人たりともをロシアの不自由の中に残してはいけない。家族を占領で分断されたままにしてはいけない。ある国家が侵略政策によって他国を人質に取るようなことを許してはならない」と強調した。

なお、２１日、イタリアのメローニ首相がウクライナを訪問していた。同日メローニ首相は、３種の防空システムのウクライナへの提供を発表している。