「私たちはクリミアや他の地域の占領を決して認めない」=クリミア・プラットフォーム共同声明 日本も参加
ウクライナ外務省が声明を公開した。
声明には、「私たち、国際クリミア・プラットフォーム参加者は、クリミア半島の違法併合とその他ウクライナ領の違法併合の試みの不承認政策への揺らがないコミットメントを確認し、また違法行為への対抗を目的とするロシア連邦に対する外交的かつ制限的な圧力を継続する準備があることを認める」と書かれている。
参加者たちはまた、クリミアの一時的占領終結へのウクライナのコミットメントと国際的に認められた国境内の領土一体性回復の努力を「必要な限りずっと」支持し続けると伝えた。
さらに参加者は、国際的に認められた国境内のウクライナの主権、領土一体性の完全回復まで、政治的、外交的、財政的、人道的、その他の支持を深めて行く準備があると認めた。
その他声明には、「私たちは、ロシア連邦による、クリミア自治共和国とセヴァストーポリ市を含むウクライナのいかなる領土の地位変更も認めていないし、認めることはないことを改めて強調し、その他の国々に対して、国境不可侵の国際原則を脅かすものに対峙する私たちを支え、ウクライナの国際的に認められた国境内の主権と領土一体性の完全回復を支持する私たちの努力に加わるよう呼びかける」と強調されている。
同共同声明へ参加したのは、欧州連合(EU)、欧州理事会、オーストラリア、オーストリア、アルバニア、アンドラ、ベルギー、ブルガリア、英国、ギリシャ、GUAM、デンマーク、エストニア、アイルランド、アイスランド、スペイン、イタリア、カナダ、キプロス、ラトビア、リトアニア、リベリア、リヒテンシュタイン、リュクセンブルグ、モルドバ、オランダ、ドイツ、ニュージーランド、ノルウェー、北マケドニア、ポーランド、ポルトガル、ルーマニア、スロバキア、スロベニア、トルコ、ハンガリー、ウクライナ、フィンランド、フランス、クロアチア、チェコ、モンテネグロ、スウェーデン、日本。