ウクライナ領からロシア軍の撤退がない限り停戦はない=ウクライナ大統領府関係者
ウクルインフォルム
ウクライナのポドリャク大統領府長官顧問は1月28日、ウクライナ領からロシア軍が撤退するまでは停戦はロシアによる戦力増強となるのであり、撤退以前の停戦に関する「和平計画」はどのようなものも生じないと発言した。
ポドリャク氏がツイッター・アカウントに書き込んだ。
ポドリャク氏は、「『即時停戦』とは、遅効性の爆弾だ。ロシアは、『紛争を凍結する』ため、被占領地の支配を維持するため、戦力を増強するためにそれを提案している。9年間で私たちは停戦の血の代償を知ったのだ。そのため、露軍撤退までは、『和平計画』はどんなものも生じない」と書き込んだ。
これに先立ち、中国外務省がロシアのウクライナ全面侵攻から1年に際して、「ウクライナ危機の政治的解決に関する立場」と称する12項目の文書を発表していた。