ゼレンシキー宇大統領、グロッシーIAEA事務局長とザポリッジャで会談
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ウクルインフォルム
ウクライナのゼレンシキー大統領は27日、ザポリッジャにて国際原子力機関(IAEA)のグロッシー事務局長と会談した。
グロッシーIAEA事務局長がツイッター・アカウントで報告した。
グロッシー氏は、「私は、今日ザポリッジャ市でゼレンシキー宇大統領と会い、ザポリッジャ原発とその職員の防護に関して良い意見交換を行った。私は、IAEAによるウクライナの原子力施設への完全なサポートを繰り返した」と書き込んだ。
また同氏は、「ドニプロ水力発電所はザポリッジャ原発の核安全を維持するシステムの重要な一部である。ゼレンシキー大統領は、私にダムの最近の被害を見せてくれた」と伝えた。
The #Dnieper hydroelectric station is an essential part of the system that sustains the nuclear safety of the #Zaporizhzhya nuclear power plant. 🇺🇦@ZelenskyyUa showed me the recent damage suffered by the dam pic.twitter.com/sOwEngvrx2
— Rafael MarianoGrossi (@rafaelmgrossi) March 27, 2023
また、ゼレンシキー大統領も、フェイスブック・アカウントに会談時の動画を公開した。
なお、IAEAのミッションは今年1月から、ウクライナの5つの原子力発電所に滞在し、原発の状況のモニターを行い、技術的サポートを行ったり、異常発生時にIAEA本部へ報告したりする活動を行っている。
更新(27日23:17):ゼレンシキー大統領公開の動画を追加。