ポーランド、ゼレンシキー宇大統領が近々ワルシャワを訪問すると発表
ウクルインフォルム
ポーランドのヤブウォンスキ外務次官は、ゼレンシキー宇大統領が「近々」ワルシャワを訪問する可能性を指摘した。他方、同氏は、同訪問が事前に発表されることはないとも述べた。
28日、ヤブウォンスキ外務次官がポーランドのラジオ局「Wnet」出演時に発言した。
ヤブウォンスキ氏は、「私は、それが近々生じると思っている。しかし、事実の先読みはしないようにしようではないか」と発言した。
また同氏は、他の外国首脳の訪問とは異なり、ゼレンシキー大統領の場合は安全面が考慮され、ポーランド側が事前に訪問について発表することはないと指摘した。
加えて同氏は、現在本件につきウクライナとポーランドの首脳感で非常に集中的なやりとりが行われていると補足した。
その他同氏は、現在、ウクライナの将来、ウクライナの戦後復興について、両国や、世銀、IMFといった世界の金融機関やG7を加えた集中的な議論が続いていると指摘した。
同氏は、「その会話は続いている。今のところ、それらは理論的な話だが、しかし非常に重要なものだとは言うことができる。時々『ウクライナのためのマーシャルプラン』と呼ばれるメカニズムが機能していく基盤となるシステムが現在構築されている」と伝えた。
同氏は、多くのポーランド企業がウクライナの復興に参加したがっているとした。また同氏は、現在ポーランド・ウクライナ間の新しい合意に向けた作業が行われているとし、その合意が達成されれば、ポーランド国民やポーランド企業はウクライナで特権を得ることができるようになると発言した。
写真:ウクライナ大統領府