「ロシアは敗北せねばならない。そうならなければ、それは世界の敗北となる」=ゼレンシキー宇大統領
ウクルインフォルム
ウクライナのゼレンシキー大統領は25日、ロシアは敗北せねばならず、そうでなければ、それは命の敗北、法の敗北、世界の敗北となると発言した。
ゼレンシキー大統領が同日夜の動画メッセージで発言した。
ゼレンシキー氏は、「ロシアは止めることができる。それは共通の利益だ。私たちの戦士の力によって前線で止める。私たちの武器で止める。ウクライナの武器や、私たちがパートナーたちから受け取っている武器で。法の力で止める。つまり、常に強化されている制裁によって。さらに、正義のための私たちの協力によって」と発言した。
同氏はまた、人々を殲滅している人々、博物館にミサイルを放ち、教会を誘導爆弾で壊している人々を裁く法廷、新たなニュルンベルクにて全てを終わらせねばならないと述べ、世界にはそれ以外の目的があってはならないと強調した。同氏は、「それ以外の全ては、命の敗北、法の敗北、すなわち、世界の敗北だからだ」と指摘した。
更に同氏は、侵略者が倒されない内は、どこにいても誰も安全を感じることはできないと強調し、「ロシア軍と占領者特殊部隊が私たちの大地で私たちの人々にしていることは全て、彼らが他の民族にもたらすことを夢見ていることなのだ。全世界がそれを知っている」と発言した。
写真:大統領府