欧州連合(EU)のマーマー欧州委員会報道官は27日、前日のゼレンシキー宇大統領と習中国国家主席の電話会談を歓迎しつつ、中国はウクライナの領土一体性回復のためにロシアに対して影響力を行使すべきだと発言した。
フランス24局が報じた。
マーマー氏は、「中国首脳陣は、ロシアに侵略戦争を止めさせ、ウクライナの領土一体性を回復させ、公正な平和の基本といて、ウクライナの主権を尊重させるべく、ロシアに影響力を行使する必要がある」と発言した。
また同氏は、中国・ウクライナの電話会談は非常に重要であり、国連安全保障常任理事国として中国が自らの義務を履行する上での、同国からの非常に重要かつ、長らく機の熟していた最初の一歩だと指摘した。
これに先立ち、26日、ゼレンシキー宇大統領と習中国国家主席が電話会談を行っていた。