ゼレンシキー宇大統領、北欧4か国の首相と会談
ウクルインフォルム
3日、フィンランド首都ヘルシンキを訪問したウクライナのゼレンシキー大統領は、スウェーデン、デンマーク、アイスランド、フィンランドの首相それぞれと二国間協議を行った。
ゼレンシキー大統領がテレグラム・チャンネルで伝えた。
ゼレンシキー氏は、クリステンション・スウェーデン首相とは、今後の対ウクライナ防衛支援の内容や、ウクライナの欧州連合(EU)加盟に関する協議の開始問題について詳細に協議したと伝えた。
同氏はまた、フレデリクセン・デンマーク首相とは、ロシア侵略との戦いにおけるウクライナへの包括的サポートについて話し合ったと報告した。
アイスランドのヤコブスドッティル首相との協議には、ゼレンシキー氏は、二国間および北大西洋条約機構(NATO)の枠組みでのウクライナへの防衛支援、さらにウクライナの電力分野への多大な支援につき謝意を伝えた。
そして、同氏は、マリン・フィンランド首相とは、ウクライナの現状と戦争に関する挑戦について協議したと報告した。
その上でゼレンシキー氏は、「私は、ロシアの全面的侵略の初日から、私たちの国とウクライナ人を強力かつ強靭に支えてくれたことに感謝している」と書き込んだ。
なお、ゼレンシキー大統領は3日、フィンランドのヘルシンキを訪問していた。同氏は、この他、ニーニスト・フィンランド大統領とも会談を行った。また、ウクライナ大統領府は、同日、フィンランド大統領、ウクライナ大統領、デンマーク首相、アイスランド首相、ノルウェー首相、スウェーデン首相が共同声明を発出したと伝えている。