クリミア解放はロシア帝国主義への深刻なダメージとなる=チェコ外相
ウクルインフォルム
チェコ共和億のリパフスキー外相は、ウクライナの勝利、クリミアを含む1991年時点の国境内での領土一体性の回復に至るまで支持することが必要だと発言した。
リパフスキー・チェコ外相が米国営放送「アメリカの声」へのインタビュー時に発言した。
リパフスキー氏は、チェコと北大西洋条約機構(NATO)は、ウクライナが勝利するまで同国へ武器を供給すべきだと発言した。同氏は、「私たちは、ウクライナが、クリミアを含めて、完全に自らの領土一体性と国境を回復できるようにしなければならない。クリミアが解放されたら、それはロシアの帝国主義への深刻なダメージとなる。私たちは、同帝国主義を奪わねばならない。なぜなら、それは欧州の安全保障への脅威を生んでいるからだ」と発言した。
同氏はまた、チェコがロシアの影響力を制限するためにとっている方策として、ロシア正教会のトップであるキリル・モスクワ総主教への制裁発動を指摘し、それは自国と大陸の未来に対する責任によって行われている方策だと発言した。
同氏は、「それは、安全なチェコ、安全な欧州の問題なのだ。なぜなら、地図を見たら、私たちは欧州の中心にあるからだ。そのため、私たちの安全は、欧州全体の安全にかかっている。そして、このような状況下で、私たちは、脅威となっていることについて明確な態度をとらねばならない。そして、それ(脅威)とは、間違いなくロシアなのであり、たとえウクライナが戦争に勝ったとしても、それ(脅威)はロシアなのであり、ロシアの脅威は残っていくのだ」と発言した。