ゼレンシキー宇大統領、サウジアラビア訪問を開始
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ウクルインフォルム
ウクライナのゼレンシキー大統領は19日、サウジアラビアの訪問を開始した。
ゼレンシキー大統領がテレグラム・チャンネルに書き込んだ。
ゼレンシキー氏は、「サウジアラビアに到着した。アラブ連盟首脳会議にて演説を行う。ムハンマド・ビン・サルマン・アール・サウード皇太子と会談する他、複数の二国間協議を行う」と伝えた。
また同氏は、訪問時の優先課題として、クリミアやその他のロシアによる被占領地にて拘束されている政治囚、その他被拘束者や違法にさらわれたウクライナ国民の帰還についても話し合われると指摘した。
さらに同氏は、ウクライナが提案する「平和の公式」についても紹介する予定であり、同公式の実現はできるだけ多くの国を関与させる必要があると指摘した。さらに、次の冬のエネルギー安全保障の保証についても協議すると伝えた。
その他同氏は、「もう1つの優先課題は、ウクライナ国内のイスラム教徒コミュニティの保護だ。クリミア・タタール民族指導者のムスタファ・ジェミレフ氏が私たちと同行している。クリミアは、ロシアの占領で最初に被害にあったのであり、被占領下クリミアで弾圧を受けている者の大半はイスラム教徒なのだ」と強調した。
写真・動画:大統領府