トルドー加首相、キーウ訪問 新たな対ウクライナ軍事支援発表
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ウクルインフォルム
カナダのトルドー首相は10日、フリーランド副首相と共にキーウに到着した。
カナダのCBCが報じた。
トルドー首相は、キーウを訪問するとまず、ロシア・ウクライナ戦争の戦没者追悼碑への献花を行った。
なお、トルドー氏のウクライナ訪問計画は安全の観点からメディアに対して秘密となっていた。
今回のトルドー氏のウクライナ訪問は、ロシアによる対ウクライナ全面進行開始から2回目となる。
ゼレンシキー宇大統領は、フェイスブック・アカウントに、トルドー首相との会談開始の場面の動画を公開した。
また、カナダ首相府は同日、総額5億加ドル(約4億米ドル)の対ウクライナ軍事支援を発表した。
発表には、「カナダは違法でいわれのない侵攻に堅固に対応する用意があり、ウクライナに対して、ロシア侵略に対応する能力を支援するための5億ドルの追加支援を含む軍事支援の提供を続けている」と書かれている。
新たな支援には、防空システム用の288弾のミサイル「AIM7」が含まれるという。
また、カナダ軍人によるウクライナ軍人訓練ミッション「UNIFER」を2026年まで延長する。
さらにカナダ政府は、ウクライナ軍航空機操縦者の戦闘機F16訓練に加わる。
その他、カナダは、国際「戦車連合」の一環で、ポーランドにて独製戦車「レオパルト2」技術サービス作業の組織を支援する。
加えて、カナダはウクライナ軍に対して、105ミリ口径砲弾1万弾を提供する上に、すでに供与が発表されていた今後数週間以内に122台装甲車「ロシェル(Roshel)」の配送を完了する。ウクライナには現時点で同装甲車が88台到着しているという。
写真:ウクライナ大統領府