ゼレンシキー宇大統領、トルコからマリウポリ防衛戦指揮官5名とウクライナへ帰還
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ウクルインフォルム
ウクライナのゼレンシキー大統領は8日、訪問先のトルコから、2022年春のマリウポリ・アゾフスタリ防衛戦でウクライナの部隊を率いた5名の指揮官とともにウクライナへ帰国すると発表した。
ゼレンシキー大統領がフェイスブック・アカウントで報告した。
ゼレンシキー氏は、「トルコから帰路についており、私たちの英雄を帰還させている」と書き込んだ。
その際ゼレンシキー氏は、デニス・プロコペンコ氏(アゾフ連隊(当時)指揮官)、スヴャトスラウ・パラマル氏(同副指揮官)、セルヒー・ヴォリンシキー氏(第36海兵旅団指揮官)、オレフ・ホメンコ氏、デニス・シュレハ氏が「ようやく家族と一緒に過ごせる」と伝えた。
これに先立ち、2022年9月、ウクライナとロシアの間の被拘束者交換により、215名のウクライナ軍人が解放された。その中には、ウクライナ東部マリウポリの「アゾフスタリ」防衛戦で部隊を率いた5名の指揮官が含まれていたが、これら5名はエルドアン・トルコ大統領個人の保護の下で「」トルコに滞在することになっていた。
また、ザリウナ大統領府長官補佐官は、5名の指揮官につき、「アゾフスタリの(5名の)指揮官たちはトルコにいる。ジュネーブ条約に従い、彼らは終戦まで安全な場所にいる。彼らの家族は、彼らにアクセスできる」と説明していた。
写真:大統領府