
ポロシェンコ前宇大統領、ウクライナ安保会議により制裁を科されたと発言
ウクルインフォルム
ウクライナのポロシェンコ前大統領は12日、同国の国家安全保障国防会議(NSDC)により自身に制裁が発動されたと発言した。
ポロシェンコ氏がフェイスブック・アカウントで伝えた。
ポロシェンコ氏は、NSDCが「私に対する政治的動機の決定を支度した。全くもって違法な制限の制裁だ」と伝え、その決定を「発注」したのは現政権だと主張した。
同時に同氏は、国内の団結の維持が必要だとも述べ、「それが侵略国との戦いにおける私たちの主要な武器」だとし、何よりも軍の周りに団結することが必要だと訴えた。
その際同氏は、制裁は自身の財団によるウクライナ軍支援を著しく困難にするとし、これまで同財団は5万の無人機などを軍に提供してきたと伝えた。
さらに同氏は、民主主義、法の支配、EU加盟基準へウクライナが合致することが不可欠だとも発言した。
ゼレンシキー宇大統領は、同日夜の動画メッセージにて、同日のNSDC会合で「ウクライナの国家安全保障を破壊し、ロシアを助けてきた者」を罰する決定を採択したと発言した。
同氏は、「先ほどNSDC会合を実施した。決定が採択され、明日公表される。私たちのコカを守り、正義を回復している。ウクライナの国家安全保障を破壊し、ロシアを助けてきた者皆が責任を問われるべきだ。ウクライナ、ウクライナの利益、安全保障を実質的に売り払って稼がれた数十万は、凍結され、ウクライナとウクライナ人の防衛のために使われるべきだ。そして、それは行われる。必ず」と発言した。