
「30日間停戦は紛争の凍結ではない」=シビハ宇外相
ウクルインフォルム
ウクライナのシビハ外相は、11日のウクライナ・米国政権代表団協議の結果につき、ウクライナが同意した30日間の停戦は紛争の凍結ではないと発言した。
シビハ外相がフェイスブック・アカウントで同日の協議を総括する投稿を公開した。
シビハ外相は、ロシアからの同意もあった場合に発効することになる、30日間限定の一時的停戦について記述された同日の米国・ウクライナ共同声明にコメントして、それは戦争終結への道を築くものだと発言した。
その際シビハ氏は、「どうして一時的停戦こそが重要なのかというと、それは全くもって紛争の凍結ではないからだ。それは、公正な手段での戦争の終結への道筋を始めることの試みである。それはまた、誰が本当に平和に関心があるかを示す一歩でもある」と書き込んだ。
さらに同氏は、一時的停戦は「ロシアによる受け入れと同時実現の条件下でのみ発動する」と指摘した。
同氏はその他、米国側はロシアと共に、戦争を終結させる準備があるか否かについて話していくと伝えた。
その際同氏は、「ウクライナは戦争の公正な終結への道筋を進む準備がある。ウクライナは平和の障害ではなく、ウクライナは平和の再生におけるパートナーである」と書き込んだ。
これに先立ち、11日、サウジアラビア・ジッダにて、ウクライナと米国の政権チームが協議を行っていた。
協議後、両国は共同声明を発出している。
写真:大統領府